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念仏札

一遍上人語録

誓願偈文(せいがんげもん)

我が弟子等、願はくは今身より、未来際を尽くすまで、身命を惜しまず、本願に帰入し、畢命を期として、一向に称名し、善悪を説かず、善悪を行ぜず。

かくの如きの行人は、本願によるが故に、阿弥陀仏、観音・勢至、五五の菩薩、無数の聖衆、六方の恒沙、証誠の諸仏、昼夜六時に相続して間(へだて)なく、影の形に随ふが如く、暫くも離るる時なく、慈悲護念したまへ。

心をして乱れざらしめ、横病を受けず、横死に遇はず、身に苦痛なく、心錯乱せず、身心安楽にして、禅定に入るが如く、命絶えなば須臾に、聖衆来迎したまへ。

仏の願力に乗じて、極楽に往生せむ。

 

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